こんにちは。ワールドインポートツールズの山本です。

今回はKNIPEXのニッパーを紹介させていただきます。


今回紹介するのはKNIPEXのクランプ付きスーパーニッパーです。

こちらのニッパー、よく見ると刃先にクランプが付いています。

この飛散防止用クランプがあるおかげで、何か切ったときに破片を保持していてくれるという優れものです。

早速試しにタイラップを切ってみました。


これくらいのものを切るとき、普通のニッパーであれば切った破片は飛んで行ってしまうものですが、クランプ付きニッパーであれば、この通り。

切った破片もしっかり手元に残ってくれます。

破片がいちいち飛んで行ってしまうとゴミにもなりますし、拾うのも面倒です。

こうして保持してくれているおかげでスムーズに作業ができますね。

元々このクランプ付きはダイオードやトランジスタといった電子部品を実装した時に基板裏に残る”足”と呼ばれる余った金属片を切断するために生まれました。

足を切断した際に出るゴミが誤って基板内に入るのを防いでくれます。

他にも先ほどのようにゴミ集めの手間を省いてくれたりしますし、破片が飛び散らないだけで作業がかなり楽になります。

ただこのクランプが付いている影響で、先端部分が少し太くなっています。

プラモデルなんかを作る際は、破片が飛び散らないというのはかなり助かりますが、中には狭い箇所に刃を入り込ませて切断したい、なんて場面もありますね。

そんな時はクランプを取り外してしまいましょう。

クランプは取り外し可能なので、狭いところのものを切断したい場合は、こうしてクランプを外すことで対応することができます。

このニッパー先端の薄さはかなりのもので、刃先部分の厚さが約2mmと非常に薄く、狭いところにも難なく入り込んでくれるでしょう。

ただ、非常に薄いので太さのある対象物を切断する場合はご注意ください。
今回ご紹介しているスーパーニッパー「7871-125」ですが、切断能力が

・軟線:0.2~1.6φmm
・中硬線:1.2φmm

となっております。

よく切れるので、軟らかいものなら多少太くても大丈夫と思われがちですが、刃先にかかる負担は大きいので下手をすると先端が折れてしまう、なんてことも起こり得ます。

その場合はひと回り大きいものを使うことをおすすめします。

クランプ付きではありませんが、手前の「7861-140」は今回紹介した「7871-125」よりひと回り大きく、
切断能力も

・軟線:0.2~2.1φmm
・中硬線:1.4φmm

と、ひと回り太い線を切断することができます。

切断対象に応じて、最適なニッパーをお選びいただけると幸いです。

今回紹介させていただいたクランプ付きスーパーニッパー「7871-125」ですが、期間限定でのセール対象商品となっています。

2019年3月14日21時まで、セール限定価格で販売しておりますので、ぜひご覧ください。