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先日,久しぶりにラジコンのメンテナンスをしようと各パーツを取り外し、洗浄&グリースアップをしました♪
最初は、いつも通り順調にフロントから進めていったのですが、リヤ周りを実行しようとした時にトラブル発生です!
最近のラジコンは六角ネジを使用するのが流行りで、私もその流行りに乗って使用しているわけですが、それが仇となりその六角部をなめさせてしまったのです・・・
最近では、WERAのHEXドライバーに変えてからはそんなトラブルが無かったのですが、何故だ?と思い、ドライバーの先端を見てみると、大分?やせ細ってしまっているではないですか・・・
それもそのはずで、購入してから2年以上、、、使用頻度も非常に高く、一台に何十本という本数を毎月何台も使っているから消耗も進んでしまったのです・・・
一度滑らせてもなお、回し続けようとした結果、手遅れなまでになめさせてしまったので、かなり悩みました
しかもそのネジを外さないとリヤ周りを外すことが出来ないので何としてでも取りたいという思いが強まります
そこで、ふと思いついたのが、“摩擦係数が最大で800%増加”すると言われているScrewGrab スクリューグラブです!
中身はジャリジャリした細かな粒子が入った液体なのですが、ドライバーとネジの間に少しつけるだけで効果を発揮するスグレモノです。
この摩擦力さえあれば、いけるのではないかという思いで使用してみると、完全に丸くなってしまったHEX部でも少しだけ喰いついてくれて回ってくれました
しかし、留まっている相手側が軟らかい樹脂で大分喰いついてしまっていることもあり、少しだけ回ったあと空転状態に・・・・
流石に、完全に丸くなってしまっては、摩擦係数が高くても限界があるようです。
それでも、少しでも回ってくれたことに大変驚きを感じました!
しかし、それでも外れるまでにはまだまだ距離があります・・・
そこでもう一つ思いついたのが、ANEX なめたネジはずしビット (ANH2-3)です!
こちらのアイテムは、片端がドリル、もう片端がスクリューエキストラクター(逆タップ)と一つのビットに2つ分の仕事をこなす超便利アイテムです♪
セット内容もM2.5~M3ネジ用ビット、M4~M5ネジ用ビット、M6~M8ネジ用ビットで比較的小さいネジに対応していて、M3ネジを多用している私にとって最高のセット内容になっています。
また、各々のビットにはサイズが分かるようにシャフト部に色分けされており、一目見てわかるようになっています
使い方は非常にシンプルで、まず 電動ドライバー等に装着し、ドリル部分で“3~5mm ”程度の下穴を曲がらない様にゆっくりと垂直に開けて行きます♪
そして、開いた下穴に電動ドライバーを使用してエキストラクター部分を徐々に入れ込んで行くのですが、この際に下方向に垂直に力を掛け、低回転で、ネジが緩む“左方向”に先端の喰いつきを確認しながら作業を行なっていきます♪
そうすると、まるで新品ネジを回しているかのように緩んでいきます
ネジの頭が出てきたところで、このまま外しても良かったのですが、個人的に気になっているアイテムを敢えて使ってみます。( ・・・買った工具を使ってみたかっただけなのですが、、、)
それは、ENGINEER ネジザウルスZ(PZ-60)です!
昨日のブログで樋口が紹介したばかりですが、こちらは頭の潰れたネジ、錆びたネジ、特殊なネジ、頭の低いトラスネジなど、外し難いネジを掴んで回す事の出来るプライヤーです!
また、このモデルは従来のネジザウルスに比べると細身のデザインとなり、狭所のネジや小型のネジにも使用可能なのです♪
実際に先程の作業でネジの頭が出てきたので、使用してみると、しっかりネジの頭をつかみグイグイ回っていきます
そして、ついに難敵だったなめてしまったネジを外すことに成功しました!
外したネジを見ると結構長いネジで、それが樹脂に喰いついていたと思うと、取れたことに奇跡を感じました!
今回の一件で、ドライバーの先端はマメにチェックし、減ってきているようだったらすぐさま交換しないとと思う今日この頃でした
その後に、新しいビットを購入したのは言う間でもありません・・・
本日も最後までお付き合い頂きありがとうございます。