こんにちは。ワールドインポートツールズの山本です。
今回はノギスについてのご紹介です。
先日、ノギスの写真を撮っている時に気付いてしまったのですが、実は私、ノギスの読み方知らなかったのです。
使う人であればノギスの測り方なんて当然知っているでしょうが、思えば今までノギスを使ったことが無かったので、いざノギスを手にしたときに
「これってどうやって読むの・・・?」
と思ってしまいました。
ノギスが何に使うかはだいたい知っていました。
円形のものの外径や内径を測ったり、厚みを測ったりもできますね。
後ろにあるデプスゲージでタイヤの溝の深さも測れたりします。
ただ、ノギスの読み方を知らず、いざあてがってみた時に「どうやって読めばいいんだ・・・」となってしまいました。
で、すぐさまマイスター上田さんに教えてもらったので、今回はノギスの測り方について紹介していきます。
知ったばかりのことは誰かに伝えたくてしょうがないという気持ちで書いています。
ノギスの測り方はシンプルで、
①大きい目盛りを読む → ②小さい目盛りを読む
という順番で読んでいけば問題ありません。
実際に見てみましょう。
まずはこちら。40何ミリかはパット見分かるのですが、詳しく見ていきましょう。
小さい目盛りを見ると、0の部分が41ミリを超えているのが分かります。
なので、この幅は41.いくらかになるわけです。
そして小さい目盛りを詳しく見ていくと、さらに細かい数字まで測ることができます。
小さい目盛りを見ていくと、上の目盛りとピッタリ合う部分が出てきます。
これが小さい目盛りの中で読むべき数字になります。
今回は6と7の間でピッタリ合っているので小さい目盛りは6.5というわけです。
合わせると、今回の長さは41.65ミリとなります。
小さい目盛りの読み方が曲者ですね。私は始めて見た時全然分からなかったです。
それでは次を見てみましょう。
今度は30いくらかなのですが、もっと寄ってみましょう。
0の部分が33を超えており、1の部分で目盛りがピッタリ合っているので、これで33.1ミリですね。
ということで、ノギスの読み方でした。
大きい目盛り → 小さい目盛りという順に読んでいけば大丈夫ですね。
ただ、かなり細かいので、読む時は必ず正面から読むように意識しないとズレがちです。
私も今回の写真を撮るときにかなり失敗しました。
ちょっとでも横にずれると、違う目盛りが合っているように見えてしまいますね。
ということで、今回はここまでです。ありがとうございました。