さて本日のブログですが、またも私物のメンテナンスネタとなってしまいますが・・・・
一昨年に購入したコードレスクリーナーが突如、動かなくなってしまいました!
正確には、スイッチを入れた瞬間はモーターが動こうとしているのが分かるのですが、何かが原因でモーターの動きを抑制してしまっている感じです。
フィルター部分を外して本体側を見てみると、、、
吸込口部分にかなりのホコリやゴミ等があります!

恐らくのこのゴミがモーターの回転を妨げているとのだろうと悟ったので、早速オーバーホールを行ってみる事にしました!
WERAのダイヤモンドプラスドライバーでネジを外そうとしたところ、、、かまない!?
ライトで照らしてみると、使われているネジがトルクスだという事に気が付きました!

サイズがT10だという事は分かったのですが、止まっている箇所は深穴のところもあり、スタンダードビット(全長25mm)では届きません。。。
そこで急遽、トルクスドライバーを入手し、作業に取り掛かります!
因みに、WERAを選択したのは、PBよりも若干(10mm)ほどブレード長が長かったからです。

止まっているいるトルクスビスを外し、本体を開けたところで思わず絶句してしまいました!
予想以上に内部にホコリ&ゴミが蓄積しています!!!
掃除機を掃除機で吸う!?という事になりますが、取り合えず吸引して綺麗に出来るところまでは行いました!

いよいよ心臓部とも言える吸引ファン&モーター部分の清掃に取り掛かります。
ファンを覆っているカバーを外したところで、ファンが目視で確認出来るようになりましたが、まるでブレーキローターの様な構造をしている事に驚きました!
アルミ板を前後でリベットの様な物で固定しているのですが、良くできているな~と感心せざるを得ませんでした!
中心部分から空気を吸い込む様に出来ているのですが、かなりの汚れが確認出来ます!

このファン部分を外さないとモーター軸が清掃出来ないのですが、かなり小さいナットで留まっています。このサイズのソケットは手元に無かったのですが、KNIPEX プライヤーレンチ(180mm)が活躍しました!

ナットを外しファンを外したところで、問題個所が特定出来ました!!
モーター軸の部分に、輪ゴムや糸クズ等が絡まり、回転を妨げていた様です。
ゴミを取り除きモーター軸を手で回したところ、スムーズに動いた為、今回の不具合はこのゴミに由るものと断定できました。
バラしたついでなので、ブレーキクリーナーを引っ張り出し、汚れていた各所も清掃しておきます。

ファン部分を一度仮止めし指で回してみたところ、スムーズに回転しました!
後は組み付ける部分をクリーニングしながら、各パーツを組みつけていきます!

組み付け後、バッテリーを装着し試運転を行ったところ、吸引力が復活しました!!
かなり以前ですが、江戸川店に良くご来店を頂いている大工さんに教えて頂いた事が有ったのですが、偶々電動工具の話になった際に、半年に1回位の頻度で電動工具をオーバーホールされていると聞いた事が有りました。その際に理由を伺ったところ、内部に木クズ等のゴミが堆積し、それを定期的に掃除しておかないと電動工具の寿命が短くなってしまうと聞いたですが、今回その言葉の意味が実感出来ました!

本日も最後まで御覧頂きまして、本当に有難う御座います。