1ヶ月前から集中豪雨の際に気が付いた事がありました!
それは・・・
右側のセンター&リアウインドから室内側に水が浸入してくるのです!
小雨であれば問題ないのですが、豪雨ともなると内装に水の筋が出来てしまう状態です。
丁度画像の青矢印辺りに水が溜まり下に流れてくるので、とりあえずの策としてペーパータオルを置き吸収させていましたが、やはり限界があります。
そこで今日はサイドウインドのウェザーストリップ交換を行うべく、作業に取り掛かります!
まず用意したのは純正のウェザーストリップx2です。
当然ながら、センターとリアウインドウの大きさ&形状が異なる為、それぞれ品番が違います。
センター&リアウインドの取り外し/取り付けは行った事がないので、パーツリストからある程度想像し手探り状態での作業となりました。
開閉式となっているので、まずヒンジ側のボルトから外していく事にします。
プラスチックのカバーの隙間に「BEETLE キャップリムーバー」を差し込みと難なく外すことが出来ました。
ヒンジは8mmのボルト2本で止まっていたので、1/4drラチェットとディープソケットを使用して外します。
次にこれはリア側ですが、曇り防止の熱線が備わっているので、配線のカバーを外し次いでコネクタを外しておきます。
ウインドのいわゆるフロント側がどうの様に留まっているのかが、パーツリストでは良く分からなかったのですが、車外のフロント側にあるゴム部分をめくるとプラスネジが2箇所見つかったので、これを取り外します。
因みに画像では分からないと思うのですが、皿ビスとウインドのステーの間にゴムワッシャーが入っているのですが、これが思いっきり劣化しており、ビスを外し確認した際にはヒビもしくは割れている状態でした。今回このパーツを入手していなかったので再利用しましたが、サイドウインドの取り外し作業を行う場合にはこのゴムワッシャーの交換は必須です!
2本のビスを外した事によってウインドが落下してくる可能性があると思ったので、片手でウインドを支えながら慎重に作業しました。
これでどうにかこうにかウインドを外す事が出来ました!
窓枠部分を見ると、当たり前ですがかなり汚れています・・・。
尚、外した後に分かったのですが、この画像の一番右を見て頂くと少し凹んだ部分の中央に穴が開いているのがお分かり頂けると思います。センターウインドを外した時には運よく簡単に外れてくれたのですが、ここにプラスチックリベットが留まっています。このリベットも結構劣化していてすぐに割れてしまうので、予めパーツを用意しておく事をオススメします。
いよいよウェザーストリップの取り外しですが、これは引っ張るだけで外す事が出来ました。
外したストリップを近くで良く見ると、水が浸入していたと思われる部分に水筋が残っていました。
ストリップを外した後に濡れたペーパータオルで掃除しておきます。
清掃していて気が付いたのですが、一部サビが発生していました。
そこで登場したのが「KEN コードレスパワーグラインダー」です!
この作業には非常に重宝しました!当日、3mm軸のワイヤーブラシを持ってきていなかったので砥石で削る事にしました。仕上がりは今一つでしたが、ヤスリ等で削るよりも細かくかつ短時間で作業出来ました。
さていよいよ取り付け作業となりますが、まずは取り寄せた純正パーツで間違いないか、外したウェザーストリップと長さを比較してみます。問題なさそうだったので、はめ込む準備に取り掛かります。
ここでは、はめ込む際の起点が重要となってきますが、良く確認したところ、開閉ヒンジの部分が凹んでいる上、ほぼ中心に突起が設けられていたので(画像左)、ここをヒンジ取り付けネジの真ん中に合わせはめ込んでいきます。室内側のモール部分が時折よじれてしまうのですが、この際にBEETLE キャップリムーバーを差し込みスーと横にスライドさせると難なくよじれを取る事が出来ます。
一周はめ込んだところで、再度チェックします。
新しいウェザーストリップは弾力も有り、見ているだけでも非常に気持ち良い(??)です!
取り外した順序と逆の手順で取り付け、無事作業終了となりました!
画像だけだと問題なく作業が出来た様に思えるかも知れませんが、部分部分で苦戦し、結局センター&リア2箇所の交換で約4時間程の作業となってしまいました。。。
確か事前に調べていた際に、所要作業時間は1か所「1h」以下と記載されていた様な記憶が・・・。
初めての作業箇所の為に時間を大幅に費やしてしまいましたが、問題なく交換出来たので愛車メンテナンスに満足が出来た一日でした!
本日も最後まで御覧頂きまして、本当に有難う御座います。