こんにちは! ワールドインポートツールズ 桑山です。

先日、「自転車のトルク管理を行いたい」との理由から、トルクドライバーを御客様に購入頂きました。

今日はこの「トルクドライバー」をご紹介したいと思います。

まず、「トルク」管理と聞いてイメージするのは「トルクレンチ」ですが、極小のトルク値であればトルクドライバーを用いると便利です。

イメージとして5Nm以下のトルク管理で使えますが、それ以上のトルクが必要な際はドライバーグリップでは役不足となり、ハンドルの付いたタイプが必要となります。

この写真のトルクドライバーは、ドライバーやL型ヘックスレンチで有名なPB製 通常オレンジ色が標準タイプとなりますが画像の黄色のモデルは静電気を嫌う現場で使用されるESD仕様。

こういった特徴的な製品は、他人との混同を避ける意味でも効果は大きく、あえて色違いのESDタイプを選ぶ方もいらっしゃいます。

先端規格は、一般的な1/4インチビットが使えますので幅広いネジに対応することが可能です。

トルクの設定はハンドルエンドのキャップを浮かし回転させることで行います。設定後はキャップを押し戻せば準備完了。

目的のネジを締め付けると設定したトルクに達した事を知らせるシグナルが「カチッ!」と伝わってくるのが分かります。

今回のご紹介しているトルクドライバーは調整範囲が0.4-2.0Nmですが、その他に1.0-5.0Nmのモデルの設定があります。

更にはトルクドライバーの上へいくモデルとして「トルクハンドル」があり、測定範囲として3.4-16.0Nmに対応します。

表示方式はアナログ/デジタルの二種設定されており、デジタルモデルにかんしては NFCインターフェイスを搭載し、スマートフォンなどで情報を書き込みや、読み出しができます。(Iphone未対応)

参考になれば幸甚です。