久し振りにまとまって製品が入って来たので紹介します!
SNAP-ONの高剛性ロングノーズプライヤーシリーズです!
SNAP-ONのプライヤー類は私が好きで結構在庫してます。
今日は長めの411CF,911ACF,490CFの3つを紹介します。
まずは定番のストレート形状の911ACF。
全長約285mm位で通常の160mm位のプライヤーに比べると少し長いですね。
持つとこんな感じに。USAロゴとSロゴがカッコいいぜ(;゚д゚)ゴクリ…
非常に高剛性な材質で出来ており握って見てもガッシリしていてとても好みですw
先端で掴んでひ弱なプライヤーみたいにバチン!となって対象物が掴めないなんて事はほぼ有りません。
少し太めのもちもちとしたタロングリップの相性も有って握っても手が痛くなりずらいのも非常に良いです。
高剛性にはなっておりますが厚みはそれなりにあります。約1cm位でしょうか?薄さに拘る方はあれかもですが・・・
試しにKNIPEXのロングノーズプライヤーと並べてみます。KNIPEXのロングノーズプライヤーの方がスタイリッシュで全体的にしゅっとしてますね。
厚みはやはりKNIPEXの方が細いですかね。先端部分等は大きくは変わりませんが。
剛性感はSNAP-ONの方が全然高いです。
先端も非常に高精度で小さい物でも掴めます。
通常のプライヤーであれば横溝だけしか付いておらず抉る動きをしたりするとすぐバチン!となって対象物から外れてしまいますがこのプライヤーは網目がクロスカットと言って多方向に付いているので外れにくいです。
冷間鍛造で作られたジョーも剛性が高いので安心感が違います。
プライヤー部分の命の先端部分も落とした時にダメージを押さえる様に少しだけ削っており力を逃がして破損しにくい形状になっているのもポイントです。
表面自体も薄いコーティングが掛かっていて日本の高温多湿な環境でも比較的錆びにくい気がします。
お次は35°ベンドの411CFです。
基本はストレート形状と変わりません。タロングリップ、クロスカット、先端の破損しにくい形状、コーティングも共通です。
先端が35°にベンドしていて一番使い勝手が良いかもしれません。ストレート形状と35°で悩む時が多いですが35°の方が潰しが効くかなぁと思います。
一番最初にロングノーズプライヤーを買った時にストレート形状の方が使いやすいと思って買いましたが実作業をしていると大体どの作業でも曲がって入る方が実は使いやすいと言う事を思い出しました。
こちらは冷間鍛造では無く鍛造品ですが徐々に冷間鍛造にSNAP-ONの商品が変わってきているのでその内変わるかもしれません。
最後は90°ベンドの490CFです。
手前に障害物が有ったりした時にストレート形状や35°ベンドで届かない箇所で掴めます。
こちらも35°ベンドと基本的にジョーが90°になった以外は共通です。
ジョー部分の長さは約5cm位です。
少し奥まった箇所の物を拾う時にも使えます。
KNIPEXと比べると厚みはそれなりに厚いけど剛性と掴める力はこちらが上と言う感じでしょうか。
その分ガッシリした作りになっているのでヨーロッパ工具の様なスタイリッシュな物を求める人にはちょっと違うかなと思います。
因みに上で出て来たKNIPEXのロングノーズプライヤーは実は弟分のORBIS WILL製ですwKNIPEXも結構OEMされているんですよね~
そう言えば買ったばかりだとプライヤーの開きが硬い場合がありますがそんな時は開閉のヒンジ部分にナスカルブ等の浸透性に優れたオイルを差してから使うと開閉が軽くなって良いですよ。
昔は皆開閉が硬かった様な気がしますがいつの間にか軽い方が好まれている様な??
錆防止にもかなりの効果を持っているので工具の防錆にもナスカルブはバッチリ使えますよ~